高血圧が気になる人、高血圧になってしまった人。
血圧が高くなった原因は一体どんなものがあるのか。
ご両親や親戚の方々に高血圧の人はいるだろうか?
もしかしたら、そんなあなたの血圧が高いのは遺伝によるものかもしれないぞ。

今回は、そんな高血圧と遺伝についてまとめた。
遺伝だったらどうしようもないじゃん!とか思うなよ。
高血圧を下げるために気をつける事と一緒に紹介していくぞ。

遺伝で高血圧な人は、全体の3割ぐらい

高血圧になってしまう要因は「遺伝・体質的要因」と「外的要因」の大きく2つに分けられる。
このうち、遺伝・体質的な要因によって高血圧になってしまう可能性は、およそ30%とされているぞ。

高血圧の人の約3人に1人は、遺伝・体質的な要因で高血圧になっている。

また、両親が2人とも高血圧の場合、子供が高血圧になる可能性は約60%ぐらいだと言われている

片方の両親が高血圧なら確率は30%、どちらの親も高血圧でないのなら5%の確率で遺伝的に高血圧になってしまうらしいぞ。
親が高血圧だったら、ほとんど子供は高血圧になるというわけではないんだ。

必ずしも遺伝だけで高血圧になるわけではない

遺伝的な要因による高血圧は「一次性高血圧(本態性高血圧症)」というタイプの高血圧だ。
他の病気による影響などが確認されず、具体的な原因が見つけられなかった場合、この一次性高血圧だと診断されるぞ。
高血圧の人の9割がこれにあたるな。

ここで注意したほうがいいのは、「必ずしも遺伝だけで高血圧になるわけではない」ということだ。
一次性高血圧は、いわゆる食生活の乱れなどの一般的な原因による高血圧も含まれている。

血圧を下げるために普段から気をつける事

遺伝的に高血圧の要素に加え、普段の生活から高血圧が促進されているような場合もあるぞ。
動脈硬化を始め、塩分のとりすぎや運動不足、飲酒喫煙、ストレスなど、高血圧の原因には様々なものがあるんだ。

こういったものに注意せず、健康的に過ごすようこころがけないと血圧は一向に下がらないぞ。
遺伝子は変えられないので、せめて意識だけは変えて血圧を下げていこうな。

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