最近血圧が気になる!
このままにしておくと、実際にはどのような症状が出てくるんだろう?
このようなことを考えたことはないだろうか?

実は、高血圧になっただけでは、はっきりとした症状が現れることはないのだ。
高血圧によって引き起こされる他の生活習慣病や病気が、結果として高血圧の症状となってしまう。

今回は、少しわかりづらい高血圧の症状について簡単にまとめてみた。

高血圧に自覚症状はない

高血圧には、これといった明白な症状はない。
加えて、原因がわからないことが多いため、気が付かないうちに高血圧が重症化して、手に負えない事態になってしまう
このような特徴から、高血圧は「サイレント・キラー」という異名までついているのだ。

高血圧の症状として、頭痛やめまいが挙げられることもある。

しかし、これは頭痛やめまいなどの体調不良から、逆にストレスがかかって血圧が上がってしまっている、と考えた方がよいだろう。

高血圧によって発生した疾患や合併症の症状に注意

他にも、胸痛、動悸、呼吸困難、むくみといった症状がでることがある。
これらの症状は、高血圧自体の症状ではなく、高血圧によって発生する疾患や合併症の症状や兆候なのだ。

高血圧によって発生する疾患や合併症は、命にかかわる重たいものが多く存在する。
血圧が高くても、自分に特に変わりがないからと言って、油断は出来ないのだ。