内臓脂肪を減らしたい時に知っておきたいのが、「アディポネクチン」という物質。
脂肪細胞から分泌されていて、ぽっこりお腹をなんとかしたい時の強い味方になる。

この記事では、アディポネクチンの効果や、どんな食べ物に含まれているのか?についても書いた。
良かったら、参考にして欲しいのだ。

脂肪を減らしてくれるアディポネクチンとは?

このアディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌されているホルモンのこと。

生活習慣病の改善や予防に効果があるとされていて、健康寿命を延ばしてくれる「長寿ホルモン」としても注目を集めている。

アディポネクチンはメタボが気になる人に効果アリ!

アディポネクチンには、さまざまな効果がある。
実は、そのほとんどがメタボの予防・改善に関係していて、ぽっこりお腹・内臓脂肪が気になる人なら、絶対に知っておきたいところ。

以下、効果を列挙してみたい。

  • 糖尿病の改善、予防
    糖尿病の原因となるインスリンの働きを促し、血糖値を下げてくれる。
  • 動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞の予防、改善
    傷ついた血管を修復し、血液の流れを良くする。
  • 中性脂肪の減少
    脂肪酸を燃焼させ、脂肪を燃えやすくしてくれる。
  • がんを予防する
    腫瘍の増殖を抑制し、がんを予防する作用がある。
  • 高血圧の予防、改善
    血管を拡げ、血圧を下げる働きがある。

気になる人は、一度、アディポネクチンの検査を受けるのも良いかもしれない。
検査方法などを知りたい人は、次の記事を読んで欲しい。

アディポネクチンを増やすためには?

アディポネクチンは食事で摂れる?

脂肪から分泌されるホルモンではありますが、脂肪が多いと多く分泌されるわけではない。
実は、アディポネクチンと内臓脂肪には関係があって、内臓脂肪が減るとアディポネクチンは増え、内臓脂肪が増えるとアディポネクチンが減るという性質がある。

つまり、アディポネクチンを増やすには、内臓脂肪を減らすことが必要なのだ。

しかし一方で、遺伝によって、もともとアディポネクチンの分泌量が少ないケースもある。

そのような人におすすめなのが、食事によるアディポネクチンの摂取。
アディポネクチンを増やしてくれるという食べ物には、以下のようなものがある。

  • 豆腐などの大豆タンパク
  • イワシ、サンマ、サバなどの青魚
  • ミカンなどの柑橘類の食べ物の皮
  • アマニ油、エゴマ油などのオメガ3脂肪酸という脂の種類
  • 緑黄色野菜
  • わかめやひじきなどの海藻類

日頃の食事に取り入れて、少しでもぽっこりお腹を改善できるようにしたいものだ。

なんと、アディポネクチンが摂れるサプリがある!

ところで、食事でアディポネクチンを摂るのが難しい・・・という場合あるかもしれない。
実は、アディポネクチンのサプリメントもあるのだ。
しかも、メタボ研究の第一人者の先生が開発されたものなので、安心して飲むことができる。

次の記事で詳しく紹介しているので、良かったら参考にしてほしい。