年齢と共に、ジョーの周りでも血糖値の悩みを抱える友人が増えてきた。
最近、テレビで紹介されることも多いし、漢方は人気のようだ。

漢方は、体質改善に効果がある。
他にも、副作用が少ないなどのメリットもあるので、ファンが多い。

では、血糖値が高い時や糖尿病になってしまった時は、どんな漢方を飲めば良いのだろうか?
以下に詳しく書いたので、是非参考にして欲しい。

血糖値について

血糖値は、血液中のブドウ糖の量によって変化する。
通常は、インスリンと呼ばれる物質が量をコントロールしている。

このインスリンの働きが強くなると低血糖に、弱くなると、高血糖状態になってしまう。

高血糖がさらに深刻化すると、糖尿病と診断されてしまう。

糖尿病について

糖尿病とは、高血糖によって引き起こされる病気。
過食、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣病が原因とされているのだ。

初期段階では、自覚症状があまりないことが特徴だ。
症状が進行すると、合併症として、脳卒中、心筋梗塞、腎不全などを引き起こす。

糖尿病の解決方法

解決方法としては、生活習慣の改善が第一である。

適度な運動、バランスの摂れた食事が基本で、場合によっては、薬物療法が必要な場合もある。

しかし、どの薬も血糖値の上昇を抑える働きをするだけで、糖尿病の根本的解決にはならない。
さらに、服用をやめると、また元の値に戻ってしまうのだ。

大切なのは、初期段階で発見できるよう、定期的な検査を受けること。

気になったら、病院での検査をしよう。

高血糖や糖尿病になった時、どんな漢方を飲めば良いのか?

血糖値を下げる、血糖値に効果のある漢方としては、白虎加人参湯加減方清心蓮子飲がある。

白虎加人参湯加減方(びゃっこかにんじんとうかげんほう)

体に熱がこもって、ほてりや痒み、喉の乾きなどの症状が出た時に使われる漢方薬で、「白虎加人参湯」というものがある。

これに、新たな生薬を加えて、さらに血糖値降下に特化させたものを、白虎加人参湯加減方という。

ちょっと、生薬の詳しい話をすると・・・(面倒な人は、読み飛ばしてもらって大丈夫!)

白虎加人参湯は、知母(チモ)、石膏(セッコウ)、甘草(カンゾウ)、粳米(コウベイ)、人参(ニンジン)によって作られていて、ここから粳米をのぞき、山薬(サンヤク)、一位(イチイ)、沢瀉(オモダカ)、猪苓(チョレイ)、山樝子(サンザシ)、黒豆(クロマメ)を加えたものが白虎加人参湯加減方になる。

白虎加人参湯加減方は、威徳(イトク)という名前で販売されているようだ。

知母と石膏、人参には、血糖値を下げる働きがあるとされている。
また、一位と黒豆は、糖尿病の民間療法としてよく使用されている。

これらの生薬が相乗的に作用し、糖尿病を改善するのに特化した漢方になっている。
実際に、症状が改善したという症例も、数多く目にした。

清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

清心蓮子飲は、麦門冬(バクモンドウ)、茯苓(ブクリョウ)、黄芩(オウゴン)、車前子(シャゼンシ)、人参(ニンジン)、黄耆(オウギ)、甘草(カンゾウ)、蓮肉(レンニク)、地骨皮(ジコッピ)で構成されている。

泌尿器に効果のある漢方だ。
糖尿病による残尿、頻尿を緩和する。

ストレスやイライラなど、精神的なトラブルにも効果があるようだ。

また、万能薬とされる人参が配合されている。
人参には、血糖降下作用もあるとされているのだ。

田七人参も血糖値に効果あり

ところで、田七人参って聞いたことあるだろうか?
昔から漢方薬で使われている生薬の一つで、糖尿病の人などにも処方されてきた植物だ。

実は、田七人参を使ったサプリというのがあって、これがとても評判が良い。
実際に、ジョーも飲んでみたので、良かったらレビューを読んでみて欲しいのだ。