朝おきるのがつらい!重だるさや倦怠感がハンパない!
そんなあなたは疲れが溜まっているかもしれません。
そして、その疲労は、コレステロール値の影響も受けています。

例えば、悪玉コレステロール値が高いことで、極度の食事制限をすると低栄養を引き起こし、エネルギー不足が疲労の原因になります。
また、運動不足による善玉コレステロール値の低下は、循環不良を引き起こし、疲労物質が流れにくくなってしまいます。

疲労回復エクササイズで、爽やかな毎日を送りましょう。


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《著者紹介》
福島 多香恵
椅子を使った運動「チェアロビクス®」を創案し登録商標を取得。体幹強化重視、疾病予防に役立つ独自の運動レシピを創っている。


休息と運動のバランスを整えて、細胞のつくりかえ能力を高めよう!

ウォーキングや筋トレなどの運動は、エネルギーを消費するだけではなく、日常生活動作の自立に役立ちます。
休息は、細胞を再生産するとともに、エネルギーの蓄積になります。

運動と休息のバランスが崩れると細胞のつくりかえ能力、つまり代謝が弱まります。

わたしたちは、疲れたときに休みますが「疲れのサイン」を意識できない時には、休息をおざなりにしてしまうでしょう。
疲れが抜けないうちに、次の疲労が重なると、疲労が蓄積されて慢性疲労になってしまいます。

慢性疲労の内で、健康障害を伴うようになったものが過労です。
疲れのサインが小さい内に、エネルギー補給とともに休養・睡眠をとりましょう

疲れのサインをみつけるためには、深呼吸で自分自身の身体に向き合う時間が必要です。
生活の中に、深呼吸を取り入れていきましょう。

疲れのサインを放置して過労症状がでたら要注意!
専門家や医師の診断を受けましょう。

健康の法則に反した生活が病気の原因!?精神疲労や局所疲労の解消に努めましょう!

職場のストレスなど精神的な疲れを感じるメカニズムは、大脳皮質で行なわれます。

大脳皮質には、意識を興奮させる働きと抑制させる働きが拮抗的に働いており、意識が抑制されると疲れを感じます。
精神的な疲れを感じたときには、全身を動かして大脳を活性化しましょう。

また、デスクワークで一部の筋肉ばかり使っていると、局所疲労により自律神経のバランスが崩れて疲れてしまいます。
全身運動は、局所疲労による内部環境の不具合も整えてくれます。
椅子に座った時間が長ければ長いほど、活動的な全身運動の時間が欠かせません。

日常生活の中に運動を取り入れて、疲れ知らずの活力ある毎日を送りましょう!