こめ油とは

こめ油って何?

こめ油は、国産原料の数少ない油で、ぬか油とも呼ばれます
精米時の米ぬかが原料です。

製造の仕方は、、ほとんどが玄米から白米へ精白する途中で出る、米ぬかから抽出。
その際に、ろうが含まれるのでそれを取り除く為に、さらに精米して食用の油になるんです。

こめ油の特徴

この油には、食ステロールやビタミンEなどの米ぬか由来の栄養が含まれています。
またオレイン酸も多く含まれているとのこと。

オレイン酸は、加熱による酸化が少ないことから、、国内産のポテトチップに多く使われてきました。
油切れが良いのも特徴です。

しかし、価格は少し割高です。
菜種油が100g中30g油がとれるのに対してこめ油は100g中14gしかとれません。

こめ油の摂取量・食べ方の目安

こめ油は、生食と加熱料理どちらにもOK。
比較的あっさりとした食材との組み合わせが良い様です。

揚げ油に使う時は、、カラリときれいに油切れが良い様です。
天然の抗酸化成分で、揚げ物は時間が経っても衣がサクサクです。

またこの油は、油酔いの原因となる物質の発生量が少ないので使いやすいです。


料理では、卵を使ったチャーハンは、必須アミノ活性酸素を抑制してくれます。
そして、ホタテのアヒージョでは、ホタテの中の亜鉛が精神安定に相乗効果をもたらすのです。


大さじ1杯が1日の目安ですが、それで1日に必要なビタミンEの7割をとる事が出来きる様ですよ。

こめ油の効果・効能

こめ油には、この油にしかないポリフェノールの一種、γ(ガンマ)ーオリザノールが自律神経のバランスを整える効果あり。

また、スーパービタミンEと呼ばれるトコトリエノールが豊富で、ビタミンEの40~50倍の抗酸化作用が細胞の健康を維持してくれます。
血液をサラサラにし、動脈硬化の予防や認知症の予防もしてくれます。

他にはビタミンEが、脳卒中、心臓病、循環器系の病気の予防、コレステロールの排出なども役にたっています。

また、大豆の6倍の食物繊維を含む食物ステロールは、コレステロールの低下に役立っています。

購入時に注意する点は、ほとんどのこめ油は玄米から科学的な抽出をしている事です。
それはノルマルヘキサン抽出というもので、精米を何度繰り返しても人体に影響がないとは言い切れません。
出来れば、圧搾1番絞りですと安全で安心ですよね。