オリーブオイルとは

オリーブって?

オリーブは、イタリア、スペイン、ギリシャなどの地中海沿岸で多く栽培されている常緑樹です。

紀元前700年頃から古代ギリシアで、栽培されオリーブオイルを作っていたのが最初とされています。
当時は、ギリシアしかオリーブを作られていなかったのですが、時代の流れとともに、地中海各地に広まるようになりました。

現在、日本では、香川県、岡山県や兵庫県、九州などで栽培されています。
オリーブオイル以外にも、オリーブをピクルスなどにして、ワインやパンと一緒に食べる人も多いです。

オリーブオイルの特徴

オリーブオイルは、オリーブの果実を絞って、水分を取り除いた油です。

オレイン酸やポリフェノールを多く含んだもので、オメガ9系にカテゴライズされる油です。

味は、早摘みのものは渋みが強く、熟しているものはマイルドです。
果実の品質、土地、などによっても味が変わるのが特徴です。

また、処理方法によって色々な種類のオリーブオイルがあります。

酸化はしにくいのですが、熱や光に弱いため、高温多湿を避けて日の当たらないところ、または、冷蔵庫で保管しておく必要があります。

オリーブオイルの摂取量・食べ方の目安

オリーブオイルの一日の摂取量の目安は「大さじ2杯分」です。

熱することによって成分が逃げてしまうので、そのままかけて食べるのがおススメですね。

具体的な食べ方としては、サラダにかけたり、バジルなどと一緒にドレッシングとして使われることが多いようです。
また、野菜ジュースに加えたり、生で飲んだりする人もいるようです。

オリーブオイルの効果・効能

オリーブオイルに含まれるオレイン酸が、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを維持します。

また、オリーブには、抗酸化成分がたくさん入っています。

抗酸化成分は、血液をサラサラにしてくれ、血管を柔軟にしてくれると言われています。
なので、心筋梗塞の予防や高血圧の改善などの効果も期待されているようです。

オリーブオイルを日常的に摂取している人は、大腸がんや乳がんの発症率が少ないという研究結果もあるようです。