マッシュルームの効果、効能は?

マッシュルームの効果:[高血圧予防],[高脂血症予防]

マッシュルームはカリウムが豊富で、高血圧予防に効果が有るとされています。

さらに、マッシュルームにはビタミンB2とパントテン酸が豊富です。
これらの成分は3大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質の代謝に欠かせない存在です。

また、少量ではありますが、体内でビタミンDに変わるエルゴステロールも含まれています。
ビタミンDはコレステロールを取り除いてくれるため、高脂血症の人にもオススメの食材です。

マッシュルームについて詳しく知りたい

マッシュルームはヨーロッパ原産で、肉厚で独特の歯ごたえと香りがあるのが特徴です。
昔は缶詰めが主流の販売方法でしたが、今では生で販売されているものもあります。

冷蔵庫で保存することもできますが、冷凍や天日干できるしいたけやえのきなどとは異なり、早いうちに使い切ってしまうことをお勧めします。

マッシュルームの旬は10月〜12月で、主に冬のスープやオーブン料理に使われているイメージがあります。

しかし、マッシュルームの成分「パントテン酸」をしっかりと取りたい場合は、生食がオススメです。
サラダなどに入れてしまうのが一番簡単ですね。

生食でなくとも、さっと炒めたり包み焼きにすることも、うま味成分のグルタミン酸が生きるため、オススメです。

マッシュルームの成分

  • エネルギー 11kcal
  • たんぱく質 2.9g
  • 炭水化物 2.1g
  • ミネラル
    • カリウム 350mg
    • カルシウム 3mg
    • マグネシウム 10mg
    • 鉄 0.3mg
    • 銅 0.32mg
  • ビタミン
    • ビタミンA(β-カロテン当量) 0μg
    • ビタミンD 0.6μg
    • ビタミンE(α-トコフェロール) 0mg
    • ビタミンB1 0.06mg
    • 葉酸 28μg
    • ビタミンC 1mg
  • 食物繊維(総量) 2g

マッシュルームのうま味成分はしいたけの3倍!?

マッシュルームにはうま味成分であるグルタミン酸が非常に多く含まれており、その量はしいたけのおよそ3倍だと言われています。

そのため、日々の食事に一工夫としてマッシュルームを入れるだけでも、料理のうま味はグッと増すはずです。
特に、原産国であるフランスの料理を始め、イタリアンなどなら簡単に取り入れられそうですね。