ラディッシュの効果、効能は?
ラディッシュの効果:[動脈硬化予防] [コレステロール値の上昇抑制] [高血圧の予防、改善]
ラディッシュは大根の仲間なので、栄養素も大根と同じくらいの量が含まれています。
しかし、大根よりもラディッシュの方が断然栄養価が高いです。
その差は、ラディッシュのもつ赤い色素です。
赤い色素はアントシアニンの一種で、コレステロール値の上昇を制限してくれます。
このおかげで、高血圧予防はもちろん、動脈硬化の予防にもつながると言われているので一石二鳥と嬉しいですね。
他にも、大根と同じ消化酵素であるジアスターゼが胃もたれの改善に役立ちますよ。
ラディッシュ一つはとても小さいのに、こんなにも多くの効能があるのは驚きですよね。
生活習慣病で悩んでいる人にお勧めしたい食材です。
ラディッシュってどんな食べ物?
ラディッシュはあまり馴染みのない食材で、どんな野菜か分からない人もいると思います。
特徴は赤く丸い見た目で、小さく可愛らしい印象です。
味はピリッとほのかな辛みがあり、黒や白の変わったラディッシュもあります。
大根の仲間ですが、古くから親しまれている大根とは違い日本には明治時代頃に伝わりました。
旬は7月~8月と短いですが、サラダに彩を与えて華やかにしてくれる使いやすい野菜ですよ。
ラディッシュの成分
- エネルギー 15kcal
- たんぱく質 0.8g
- 炭水化物 3.1g
- ミネラル
- カリウム 220mg
- カルシウム 21mg
- マグネシウム 11mg
- 鉄 0.3mg
- 銅 0.02mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 0μg
- ビタミンD 0g
- ビタミンE(α-トコフェロール) 0mg
- ビタミンB1 0.02mg
- 葉酸 53μg
- ビタミンC 12mg
- 食物繊維(総量)1.2g
ラディッシュの赤い色素であるアントシアニンが豊富!
ラディッシュは大根の仲間なので、栄養素はほぼ同じくらいです。
ラディッシュの方が小さいのに、栄養素が同じくらい含まれるのは驚きですよね。
ミネラルであるカリウムも、ビタミンである葉酸やビタミンCもまんべんなく含まれているのも嬉しいポイントです。
大根と違うところは、赤いラディッシュならではの赤い色素には、抗酸化作用の一種であるアントシアニンが含まれます。
また、葉にもβ-カロテンやミネラルが豊富なので、捨てずに食べることをおすすめします。
固く食べにくいですが、調理次第で美味しく食べることができます。
脂溶性ビタミンの吸収率も上がるので、捨てるのは勿体ないですよ!