子供とメタボ。
この2つの言葉をつなげにくいという人は多いのではないでしょうか。
しかし、実は年々メタボに悩む子供は増えているのです。
今回は、子供とメタボについてまとめました。
メタボな子供ってどのぐらいいるの?
現在、日本には小学校低学年のおよそ5%から10%が子供メタボだと言われています。
いつでもファーストフードが食べられる状況にいたり、室内遊びが増えたりしたこと等が原因で、使うエネルギー量よりも取り入れるエネルギー量が増えてしまったのです。
いくら子供とはいえど、大量の油っぽい食べ物やお菓子を食べ、外遊びのような運動をしないでいると、ブクブク太ってしまうのは自明の理ですね。
子供メタボの基準
子供と大人では、メタボと診断される時の基準が異なります。
子供の場合は、
- 腹部肥満(中学生は80cm以上、小学生は75cm以上か腹囲÷身長=0.5以上)
- 中性脂肪が120mg/dL以上か、HDLコレステロール40mg/dL未満
- 収縮時血圧が125mmHg以上もしくは拡張期血圧が70mmHg以上
- 空腹時血糖100mg/dL以上
かつ、
上記の3つの生活習慣病のうち2つにかかっている状態
で、メタボリックシンドロームと診断されます。
子供の時の肥満が大人の時の肥満に繋がることも分かってきているようです。
基準を目安にして、メタボでなくなるよう・ならないよう対策をしましょう。
子供メタボの対策とは
子供メタボの対策は、主に食事と運動です。
子供にとって健康的なライフサイクルになるよう改善しましょう。
食事で子供メタボ改善!
3食バランスよくしっかり食べることが大事です。
朝食を抜かず、脂肪分の多い食事内容に偏らずといったことも大事です。
子供だけ違う食事ではなく、家族全員同じ食事にすると身体だけでなく心の成長にも良いですね。
運動で子供メタボ改善!
日々、こつこつと運動を続けることが大事です。
過度な運動をする必要はなく、ストレッチや散歩でも十分効果があるとされています。
一番大事な事は子供が興味を持ち続けられるかどうかです。
ただウォーキングをさせるのではなく、サッカーなどのスポーツを一緒にしてみるなど、子供が楽しく運動できる環境作りが大切ですね。