普段の暴飲暴食、運動不足から内臓脂肪がからだにどんどん溜まって、肥満やメタボと診断されますね。
その肥満から起こる病気として、脳梗塞、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病がよく名前に上がっています。
ですが、生活習慣病以外にも恐ろしい病気があるのを知っていますか?
眠っている時に呼吸が停止したり、低呼吸になったりする睡眠時無呼吸症候群と言う病気です。
では、一体、肥満と睡眠時無呼吸症候群にどういう関係があるのか、探っていきましょう。
肥満の人は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすい
肥満は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な原因の1つとされています。
アメリカでは、SASになった人の約90%が肥満体型です。
日本でも、半分以上の人が肥満体型と言われていますね。
肥満になると、首や喉の脂肪が増えて、気道が狭くなってしまうことにより無呼吸が起こるのです。
肥満になればなるほど、SASになる確率は高いです。
ですが逆に、肥満体型を10%でも減量をすれば、無呼吸症状を25%減らすことも出来るのです。
そのまま放っておくと、手術をしなければならなくなります。
また、CPAPというダースベーダ―的なコー、スー、シュコーという音がでるマスクをつけて、寝なければならなくなります。
こういうポッチャリさんは要注意
- ぽっこりお腹の内臓脂肪肥満タイプ
- ついつい暴飲暴食してしまう
- 高血圧、糖尿病、高脂血症などになった経験がある
- 20代と比べて10kg以上太った
など、心当たりのある人は、減量を心がける必要があるかもしれません。
女性よりも男性の方がなりやすい
肥満による睡眠時無呼吸症候群は、男性に多いです。
男性特有の脂肪のつき方(内臓脂肪)、体型が関係しているようです。
上半身に、脂肪がつきやすいのも問題みたいですね。
日頃から運動などをして、気をつけるようにしましょう。