内臓脂肪を減らしたい!
そんな人にまずお勧めするのが「運動」です。

内臓脂肪は比較的燃焼しやすく、減らしやすい脂肪だと言われています。
そのため、内臓脂肪を減らすには「まずはやってみること」、そして「努力を続けること」が大切です。

今回は、内臓脂肪を減らす運動について、簡単にまとめました。

内臓脂肪を減らす運動には「有酸素運動」がオススメ

内臓脂肪を減らすには、たくさん酸素を取り込む「有酸素運動」が良いとされています。

たくさん酸素を取り込むと言っても、息切れするほど激しい運動である必要はありません。
そこまで激しい運動をしてしまうと、逆に体に負荷が大きくかかってしまい、健康には悪影響です。

少し息が上がる程度の運動を続けることが大切です。

有酸素運動には、以下のようなものがあります。

  • ウォーキング
  • エアロビクス
  • サイクリング
  • ジョギング
  • 水泳
  • ラジオ体操
  • 等…

高齢者の方なら、軽い散歩程度でも十分に効果があるとされています。

まずはやってみることが大切!1日30分のウォーキングから

内臓脂肪を減らすためには、運動の種類もそうですが、「長く続けること」も同じくらい大切です。

先ほど紹介した有酸素運動による効果を実感できるのは、運動を始めてからおよそ3ヶ月後だとされています。
つまり、「最低でも3ヶ月は有酸素運動を続ける必要がある」ということなのです。

しかし、何も絶対毎日やらなければならないということもありません。
有酸素運動による内臓脂肪燃焼をする際には、以下のようなポイントがあります。

  • 1日20〜30分程度、軽く息が上がるくらいの運動に止める
  • 最低でも3ヶ月は続ける
  • 毎日でなくてもよく、週に3回程度でも効果あり

ただ、膝が痛む人や高齢者の方は、ウォーキングが難しい場合もあると思います。
その場合、水中ウォーキングなどの軽い水泳をオススメします。

生活の中のちょっとの工夫が内臓脂肪を減らす?!

運動の時間をとる余裕がない人もいるかと思います。
そのような場合、仕事中でも家庭でも、ちょっとずつ工夫をしていく必要があります。

もちろん、日々の運動に加えて生活で工夫していくのも効果的です。

工夫の仕方には、以下のようなものがあります。

【外出時】

  • エスカレーターではなく階段を使う
  • 一駅分歩いて通勤・帰宅
  • 電車で座らず、立っておく

【家庭内】

  • 洗車
  • 家事をする
    • 洗濯物を干す
    • アイロンがけ
    • 床拭き
    • 風呂掃除など

ようは「息が上がるような行動」、「ちょっと汗をかくような行動」をすることが大切なのです。
正直休みの日などは何もやる気が起きないこともあると思います。

しかし、ちょっと家事手伝いをするだけで、あなたの脂肪は減っているのです!

激しい運動は逆にNG

最後に、やってはいけない運動について触れておきます。

確かに運動はメタボ克服、内臓脂肪を減らすにおいてもっとも大切な要素の1つです。
しかし、いきなり激しい運動をしてしまうと、体がついてこれず、体調を崩してしまう可能性もあるのです。

特に、100m走や筋トレなどの瞬発力を使う運動は、内臓脂肪にはほとんど効果がありません。
このような運動を「無酸素運動」と言います。

自分ができる運動を見極めて、自分の体と相談しながら運動を続けていきましょう。