アーモンドオイルとは

アーモンドオイルって何?

アーモンドオイルの歴史はとても古く、紀元前から食用として使われてきました。

原産地はアジア南西部です。
しかし現在は、アメリカや南ヨーロッパが主な産地になっています。

アーモンドはバラ科の落葉樹ですが、種子の中の仁から抽出されたオイルです。

アーモンドオイルの特徴

日本では江戸時代に持ち込まれています。
黄白色で香気があり、石鹸作りに使われたり、薬用に使われたりもしていますよ。

アンニン豆腐の香りづけにも使われたりしています。

オイルに入っている脂肪酸は、半分以上がオレイン酸で4分の1がリノール酸です。
酸化しにくく、長期間の保存にも適しています。

また、オイルには、カルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富です。
ビタミンEやビタミンB2も多く含まれているんですよ。

アーモンドオイルの食べ方

アーモンドオイルは調理する際、生食や加熱調理どちらも使えます。

サラダのドレッシングとして使われるのを始め、炒め物料理やオーブン料理に使われています。

オイルがクセがない為、お菓子作りなど幅広く使えるようです。
また、リキュールとして販売されているものは、香り付けに大活躍です。

アーモンドオイルの効果・効能

便秘の解消と高血圧予防

このオイルの効果で1番にあげられるのが、抗酸化作用です。
血管や細胞の酸化を防ぎますので、心臓疾患などの予防には最適です。

そして豊かなオメガ9が、腸の動きを活発にして、便秘を解消してくれます。
高血圧も予防してくれるんですよ。

また、安眠効果があります。
必須アミノ酸のトリプトファンが脳内で生成しセロトニンを増やしてくれています。
それによって、睡眠を促すホルモンのメラトニンが分泌されるのです。

このオイルは、眠れない人は試してみる価値ありです。

ビタミンEの含有量の多さとオメガ9の豊富さは魅力的

それから、食用としてこのオイルを摂った場合は、体内の糖化を防いでくれるのでシワやたるみの原因が取り除かれていきます。
ビタミンEの他にもカリウム、タンパク質、オレイン酸が豊富なことが影響しているようです。

ビタミンEの含有量の多さは、美肌効果も望めます。

また、オメガ9の豊富さが、髪に潤いを与えキューティクル効果を出します。

オイルヘアパックとして使う場合は、大さじ1~2杯のオイルに大さじ1杯の蜂蜜を混ぜて、入浴時の温度まで温めます。
それを、髪の毛にまんべんなく塗り、ヘアパックか蒸しタオルで20~30分おいてからシャンプーをします。
艶やかな髪に変身しますよ。

アーモンドのオイルマッサージは、保湿作用、皮膚軟化作用、抗炎症作用、鎮痒作用もあるんです。
効果効能が沢山あるオイルですね。