ココナッツオイルとは

ココナッツオイルはココナッツと関係がある?

南国の島にあるヤシの木にぶら下がっている実(ココナッツ)からできる油のことです。
東南アジアの方では、一般的に使われている油だそうです。

また、ココナッツからは、ココナッツミルクがとれます。
それ以外にもロープやマット(外皮)、食器(残った殻)など、色々なものに使われています。

ココナッツオイルの特徴

ココナッツオイルは、乾燥したココヤシの実の種を構成する組織の1つ(胚乳)から抽出される油で「やし油」とも呼ばれています。

また、ココナッツオイルには「ヴァージンココナッツオイル」と呼ばれるものもあります。
こちらは、生のココヤシの実の胚乳から抽出される油のことを言います。

飽和脂肪酸が摂れる油で、中鎖脂肪酸を多く含んでいます。

味はほんのり甘め、ココナッツの香りが少しあるのが特徴です。
酸化を防ぐためには、熱や光に当たらない暗い場所で、常温の中、保管しておく必要があります。

ココナッツオイルの摂取量・食べ方の目安

ココナッツオイルの一日の摂取量の目安は「大さじ1杯~2杯分」です。
ただし、ココナッツオイルはお腹がゆるくなることがあるので、最初は少量から始めるのがいいようです。

加熱でも生でも食べることができます。

具体的な食べ方としては、コーヒー、トースト、カレーなどに入れて食べる人が多いようです。
また、サラダやスパイシーな料理、お菓子などに加えて味わう人もいるようです。

ココナッツオイルの効果・効能

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、エネルギーとして消費されるので、体脂肪になりにくいとのこと。

また、肝臓で中鎖脂肪酸が分解されてできるケトン体は、血糖やコレステロールを低く抑えたり、体脂肪の燃焼を促したり、食欲を抑制します。

その他にも、便秘解消や認知症予防の効果があると言われています。

そしてココナッツオイルは、肌にぬることもできるので、美容効果も期待できるそうです。