ヘーゼルナッツオイルはどんな油？

ヘーゼルナッツオイルは、ヘーゼルナッツの種子（仁）が原料になっています。
種子を圧搾してオイルを抽出しています。

見た目はどんぐりを大きくしたようなヘーゼルナッツは、食用のナッツ類の中では代表的なものです。
主な産地はトルコやフランスです。
トルコでは、主な産業の一つになるほどに生産が盛んです。

ヘーゼルナッツは、日本ではハシバミと呼ばれてきました。

食用は、大きな実が取れるセイヨウハシバミという品種から摂ります。
香りはナッツ特有の甘い香りの風味豊かなオイルです。

栄養成分は豊富です。
オレイン酸、バルミトレイン酸、リノール酸、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE等が含まれています。
サラっとしてべとつかないのが特徴です。

このオイルは、生食や加熱料理どちらにも使えます。
ドレッシングやマリネ液の他に、様々な料理の仕上げにも多く使われているようです。

オイルが、煮込み料理の香り付けやソテーなどの焼き物にも使われ、お料理を一層引き立てていますよ。

このオイルは、オレイン酸が豊富で、ミネラルや葉酸も多く含まれています。
オレイン酸は血中のコレステロールを減らしてくれ、便秘も解消してくれます。
胃酸の分泌も調整してくれるんですよ。

また成分に含まれるバルミトレイン酸は、血管を強くし脳卒中を防ぐ働きがあります。

このオイルの豊富なミネラルの中には、マグネシウムもあります。
坑ストレスのミネラルとも言われて、イライラを抑えてくれます。

そして、豊富なビタミンEが毛細血管の中の血液の滞りを改善してくれるので、肩こりや冷え性、頭痛の不調に効果があるようです。

このオイルは、余分な脂質の抑えてくれます。
そして、肌の再生を助けて、肌に潤いを与えてくれます。
脂性肌だけでなく、混合肌や敏感肌にも効果があります。

また、オイルの浸透力は優れていますので、エッセンスオイルのキャリアオイルとしても使えます。

注意すべきは、まれにじんましんを起こす場合があります。
必ず肌に使用する場合は、腕の内側でパッチテストをしてから使用してください。

植物油は、多く含まれる活性成分が小児に強く反応する場合もあります。
どんなに良いものでも過剰摂取は体には良くありません。

オイルには、摂りすぎると良くないリノール酸も含まれています。
生活習慣病の原因にもなるので適量の使用が好ましいようですよ。