マカデミアナッツオイルはどんな油？

マカデミアナッツという名前は、ハワイ土産のチョコレートで良く耳にしますね。

原産地はオーストラリアで、今はハワイでも多く生産されてるとのこと。

マカデミアナッツの名前は、植物学者の友人の名から取ったそうですよ。
そのナッツの種子から摂れたオイルです。

硬い皮で覆われた種子は、果実の中に1～2個入っています。

種子は、1個の場合は球形で、2個の場合は半球形。
75％が脂質ですが、油っぽくなくさっぱりしていて甘味があります。

このオイルはリノール酸が比較的少ないので、酸化しにくく長持ちします。
石鹸やサンオイルに使われることもあります。

このオイルには、甘い香りと上品なコクでがあります。

その風味は、比較的調理の幅が広くて使いやすく、生食にも加熱用にもどちらもOK。

調理する際は、ドレッシングやスープの上に垂らしたり、マッシュポテトにかけたりしてもコクが生かせます。
マヨネーズ作りにも活躍します。

ローストした調理には香りが生かせるでしょう。

また揚げ油に適しています。
沸点が175°と高いので、沸点が77°のオリーブオイルよりも食材を焦がさなくて使いやすいです。

このオイルは、オレイン酸とパルミトレイン酸の含有量が豊富です。

オレイン酸は悪玉コレステロールを減らす役割があり、動脈硬化や心臓疾患を予防。
また、胃の調子を整えてくれる働きがあり、胃酸過多や胃潰瘍も予防します。

パルミトレイン酸は、血管を丈夫にし脳卒中を防ぐ効果があります。
老人性認知症も防ぎます。

このオイルは、タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルのバランスが良いものなんです。

このオイルは、乾燥肌対策だけではなく、成熟肌や老化した肌にも効果あり。
肌の再生や修復をしてくれ、アンチエイジングに役立っています。

使い方は、オイルを、化粧水直後や化粧水に1～2滴まぜて使うと肌の奥まで浸透します。
肌荒れやニキビ肌にも効果があるんですよ。
赤ちゃんにも使えるほど優しく、マッサージオイルとして全身にも使えるんです。