ごぼうってどんな食べ物?
ごぼうは食物繊維が多く含まれていることが特徴です。
やはり根っこなので、しっかりとした歯ごたえも印象的ですね。
ごぼうの風味はほとんどがその皮に含まれています。
そのため、皮は全て取ってしまうのではなく、タワシなどで泥を落とす程度に留めておくと、ごぼうの豊かな香りが消えません。
ごぼうには春ごぼうと冬ごぼうの2種類があります。
2種類で旬の時期が異なり、春ごぼうは4月〜6月、冬ごぼうは11月〜1月です。
春ごぼうは柔らかく、揚げ物などによく使われます。
一方、冬ごぼうは、風味が強く、煮物などにすると美味しいですね。
ごぼうの成分
- エネルギー 65kcal
- たんぱく質 1.8g
- 炭水化物 15.4g
- ミネラル
- カリウム 320mg
- カルシウム 46mg
- マグネシウム 54mg
- 鉄 0.7mg
- 銅 0.21mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 1μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 0.6mg
- ビタミンB1 0.05mg
- 葉酸 68μg
- ビタミンC 3mg
- 食物繊維(総量) 5.7g
ごぼうは水溶性食物繊維「イヌリン」が豊富
ごぼうには水溶性食物繊維であるイヌリンが多く含まれています。
また、不溶性食物繊維、リグニンも含まれています。
その食物繊維の総量は5.7gと非常に多く、流石植物の根っこという感じですね。
ごぼうは他にもカリウム、カルシウム、マグネシウムといったミネラルも十分に含まれています。
その他にも鉄や葉酸など、様々なミネラルをバランスよく含んだ食品ですね。
ごぼうの効果、効能は?
ごぼうに多く含まれる食物繊維、イヌリンは、血糖値の上昇を抑える効果があるとされています。
脂肪の吸収も抑えてくれるため、生活習慣病全般に効果がある食材として注目を浴びています。
また、不溶性食物繊維であるリグニンも、大腸癌の予防に効果的であるとされています。