ビタミンもミネラルも豊富なズッキーニ
パセリは、高血圧予防につながる、強い抗酸化作用があって、動脈硬化の予防に役に立つビタミンEが豊富に入っています。
ほかには、ビタミンAやビタミンB群などのビタミンが豊富です。
また、カリウム、カルシウム等のミネラルも十分に摂ることができます。
パセリは最もポピュラーで、よく料理に使われるハーブ
パセリの原産は、地中海沿岸で、この周辺の地域では古代エジプト、ギリシャの時代には食べ物として親しまれていたようです。
日本には、18世紀ごろに伝わり、明治時代には栽培され料理に使われるようになっていました。
パセリはハーブの仲間なので、メインの食材としてではなく、香りづけや、料理の付け合わせとして、よく用いられます。
また、生で食べるにはちょっとクセのある味なので、そのまま食べるのは苦手という人もいるかと思います。
美味しいパセリの選び方は、葉物野菜と同じく、葉と茎がみずみずしく、見た目が鮮やかなハリのあるものが良いでしょう。
パセリは乾燥に弱いので、ポリ袋に入れて野菜室で保存してください。
また、みじん切りで料理に使用するなら、冷凍保存が良いと思います。
凍ってから葉をもむと、包丁を使わずに簡単に、葉が細かくなりますよ。
パセリの成分
- エネルギー 44kcal
- たんぱく質 3.7g
- 炭水化物 8.2g
- ミネラル
- カリウム 1000mg
- カルシウム 290mg
- マグネシウム 42mg
- 鉄 7.5mg
- 銅 0.16mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 7400μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 3.3μg
- ビタミンB1 0.12μg
- 葉酸 220μg
- ビタミンC 120μg
- 食物繊維(総量) 6.8g
パセリは色々な用途で使えます。
パセリのビタミンCを効率よく摂りたいなら、生で食べましょう。
ビタミンCは加熱に弱いので、水洗いだけした生が良いです。
でも、茎とがつながった状態のまま食べるのは抵抗がある人もいますよね。
そんな人には、刻んでマヨネーズやドレッシングに混ぜてみると、独特な風味も薄れ、おいしくいただけます。
βカロテンの吸収率を上げるには、素揚げにして、お酒のおつまみやソテーの付け合わせにしてみると良いでしょう。
素揚げにすると、パセリの香りが穏やかになり、いっぱい食べれますよ。
パセリの風味が気にならないという人には、スープに具材として煮込むのもおすすめです。
もちろん、そのまま食べれば栄養素も残すことなく吸収できます。
パセリは食べ方によって、いろいろな用途ができるので、便利な食材です。