たけのこってどんな食べ物?
たけのこと言えば春の食材の代名詞ですよね。
現代では養殖や気温を調節して栽培することで、時期を問わず野菜を栽培することのできる時代になってきました。
その中でもたけのこは春にしか顔を出さない季節感を味わうことのできる食材の一つです。
是非旬である4月~5月に、食卓に並べてみてはいかがですか。
選び方のコツとして、根元についている突起部分が赤紫色になっているものが味の良いたけのこです。
また、重量はずっしりと重くなっているものが身が詰まっています。
たけのこは収穫後から時間が経つと苦みが出てきてしまうので、購入してからなるべく早く調理することをおすすめします。
たけのこの成分
- エネルギー 26kcal
- たんぱく質 3.6g
- 炭水化物 4.3g
- ミネラル
- カリウム 520mg
- カルシウム 16mg
- マグネシウム 13mg
- 鉄 0.4mg
- 銅 0.13mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 11μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 0.7mg
- ビタミンB1 0.05mg
- 葉酸 63μg
- ビタミンC 10mg
- 食物繊維(総量)2.8g
たけのこには食物繊維がとても豊富に含まれています
たけのこには第六の栄養素ともいわれる食物繊維が豊富に含まれています。
他にも体の機能をスムーズにしてくれるカリウムや、マンガンが多く含まれています。
ビタミン類はあまり含まれていないので他の料理で摂取することをおすすめです。
また、たけのこの皮にはサリチル酸が含まれています。
この成分には殺菌作用に効果があり、昔はたけのこの皮におにぎりを包んで持ち運んだそうです。
昔の人の知恵には驚きですね。
たけのこの効果、効能は?
たけのこに最も多く含まれる食物繊維は大腸がん予防につながります。
それだけではなく、食物繊維はコレステロールの吸収を妨げる作用もあるので動脈硬化の予防にもなりとても優秀な食べ物です。
他にも、たけのこに含まれるカリウムは高血圧予防にも効果があるので、どれか一つでも気になるものがある方にはおすすめです。