内臓脂肪のサプリは、数が多すぎて一体どれが良いのか正直わからない。
そう思う方も多くいるのではないだろうか。
結論から言うと、自分が一番続けられそうなものを選ぶのが一番良いのだが、そのために色々手を出すのも手間のかかる話だ。
というわけで、今回は、そんなサプリ選びの参考になるように、2つのサプリを幾つかの観点で比較してみることにした。
今回比較するのは「シボヘール」と「エクササイズダイエット」。
どちらも内臓脂肪のサプリで、比較的よく名前を聞くサプリだと感じるが、一体どんな違いがあるのだろうか。
>>目次
1.成分の働きの違い
2.試験結果の内容(効果の差)
3.2つのサプリの原材料(添加物)は?
4.2つのサプリの飲む量・錠剤のサイズを比較!
5.2つのサプリの金額
6.電話対応の対応の良さ、情報の開示具合
7.シボヘールとエクササイズダイエット、どっちがいいの?
成分の働きの違い
シボヘールには「葛の花イソフラボン」が含まれている
シボヘールには、「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)35mg」が含まれている。
葛の花イソフラボンの成分であるテクトリゲニン類は、体内に取り込んだ糖類が脂肪として蓄積されるのを抑えてくれる働きがある。
また、すでに出来てしまった脂肪の分解を促進してくれる作用もあり、マルチに働いてくれる成分だ。
エクササイズダイエットには「3%グラブリジン含有甘草抽出物」
エクササイズダイエットには、「3%グラブリジン含有甘草抽出物」が含まれている。
「甘草グラボノイド」というと、聞いたことがある人もいるかもしれない。
甘草グラボノイドは、リコリスからできる成分だ。
この甘草グラボノイドのグラブリジンにも、脂肪を吸収するのを抑制する効果と、脂肪の分解を促進する効果がある。
成分の働き方は、基本的には変わらないようだ。
試験結果の内容(効果の差)
シボヘール
それでは、実際の効果の方はどうだろうか。
シボヘールの販売会社であるハーブ健康本舗は、BMIの値が高めな97名に対し、葛の花由来イソフラボンが含まれているカプセルとそうでないもの(プラセボ)を飲んでもらう試験を行っている。
その結果、葛の花由来イソフラボンを摂取した人は、3ヶ月で「内臓脂肪が平均8cm」、「皮下脂肪が平均13cm」減少したと報告されている。
3ヶ月もの間、一定の条件下で生活したことで生活習慣がルーティン化したことも減少の一要因にはなっているように見えるが、公式サイトの情報を見ている限り、ただのプラセボを飲んだ人に比べても一線を画しているようだ。
エクササイズダイエット
一方のエクササイズダイエットでも、40-60代のBMIが高めだった軽度肥満者84名に、似たような試験を行っている。
結果を見てジョーが計算したところ、サプリと同じ300mgのカプセルを毎日、八週間摂取した被験者は、「内臓脂肪が平均およそ9.35cm」減少したり、「平均7.4kgの体重減少」などが報告されているようだ。
DHCの試験結果が±表記だったため、非常に太っていた人がまあまあ痩せて数値を下げた可能性もあるため、一概に結果が正しいとはいえないが、おおよそこんな感じになると思う。
そんな数字を見ると、エクササイズダイエットの方が効果は高いようだ。
2つのサプリの原材料(添加物)は?
シボヘールの原料・添加物
シボヘールには、効果成分の葛の葉イソフラボンに加えて、幾つかの添加物が含まれている。
還元パラチノースは、安定的に形を作るため、ショ糖脂肪酸エステルは、乳化剤として使われている。
また、セルロースは、粒を形にするためのものとして使われている。
二酸化ケイ素は、粒が湿気でくっつくのを防ぐために使われているとのこと。
どれも錠剤を作るのに必要なもので、余計なものは含まれていない。
エクササイズダイエットの原料・添加物
エクササイズダイエットも、甘草グラボノイドに加えて、以下の添加物が含まれている。
ゼラチン、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ミツロウ、カラメル色素。
調べてみたところ、カプセルとして精製する際に必要となるものがほとんどなようだ。
しかし、カラメル色素は、サプリを作るにおいては本来必要ない成分だ。
その点だけ留意した方が良いかもしれない。
2つのサプリの飲む量(大きさに準拠する)を比較!
シボヘールの飲む量は?
シボヘールは1日4粒飲むことになっている。
錠剤のサイズは0.8cmと、比較的小さめなサプリメントである。
また、厚みもそこまでないため、4粒とはいえ飲み込むのにそこまで苦労しない。
エクササイズダイエットの飲み方は?
エクササイズダイエットは「1日1粒」飲むことになっている。
圧倒的にわかりやすいことは間違いない。
ただ、錠剤のサイズは約12mm。
1粒で済む分、カプセルのサイズは非常に大きくなってしまっている。
2つのサプリの金額
シボヘールは初回980円がすごい
シボヘールは公式サイトから購入することができる。
定期購入をするなら、初回980円(それ以降2,808円)。
単品購入は3,218円となっている。
シボヘールの美味しい点の一つにこの初回購入の安さが挙げられるだろう。
定期購入したとしても、試験と同じ3ヶ月分購入するのであれば、一月あたり約2198円。
もし自分には合わないと感じた場合でも、1月目、つまり980円の月だけで解約ができるため、あんまり気負いしなくていいのも嬉しいポイントだ。
エクササイズダイエットは一律3100円
金額に関しては、エクササイズダイエットはシボヘールに一歩遅れをとっていると言わざるをえない。
単品だけで比べれば、確かにエクササイズダイエットの方がわずかに安い。
しかし、エクササイズダイエットは、それ以外の割引は公式サイトでは行われていない。
その点において、定期購入ならば格安の値段になるシボヘールよりもコストはかかってしまうのではないだろうか。
ただし、シボヘールが公式サイトでしか購入できないのに比べ、エクササイズダイエットはamazonなどでも購入が可能だ。
amazonで大きく割り引かれているということもあり得るので、確認してみるといいだろう。
電話対応の対応の良さ、情報の開示具合
いくらネットで調べてもわからないものというのはどうしても出てきてしまう。
そのような時は、臆せず販売会社に聞いてしまうのが手っ取り早い。
最後に、そんな感じで電話してみた時の様子を比べてみた。
聞いてみたことは、主に「有効成分の詳細、働きかた」、「効果について(実感するのにどれくらいかかるか等)」、「添加物について」などだ。
シボヘールの株式会社ハーブ健康本舗
ハーブ健康本舗に電話してみた。
しっかりと対応してくれたので、特に疑問を残すことなく電話を終えることができた。
レビュー記事や本記事の添加物の情報などは、ありがたく記載させて頂いた。
また、臨床試験の結果を具体的に教えてもらえたのも、現実味があって印象に残ったものの一つだと思う。
エクササイズダイエットのDHC
一方のエクササイズダイエットは、流石DHCというか、社員の忙しい様子が伝わってくるものであった。
気になったのが、具体的な返答がもらえなかった質問が散見されたことである。
例えば、有効成分の量について伺った時。
「1粒9mg」が多いか否かの判断は正直僕にはできないのだが、DHCの見解を是非とも伺いたかった次第である。
シボヘールとエクササイズダイエット、どっちがいいの?
さて、比較記事を書いたということで、締めには比較した結果の結論が必要だろう。
人の好みによると言ってしまえばそれまでだが、個人的にはシボヘールの方が使い勝手が良い。
初期の価格の安さや、原材料の無難さが、サプリを選ぶにおいて手に取りやすいのではないだろうか。
また、錠剤が小さく、喉に引っかからないこともありがたいポイントの一つだと思う。