コッコアポL錠は防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)という漢方薬。
防己黄耆湯は、生薬の働きで体の水の巡りを整えてくれる。
むくみをはじめとした水太りに効果があり、水の巡りを整えることで痩せることも期待できる。
今回は、そんなコッコアポL錠の効果、副作用、口コミをまとめてみた。
良かったら参考にして欲しい。
※中年男性や女性で、食欲があり、ぽっこりお腹が気になっている場合は、防風通聖散の方が適合っている場合もある。
心当たりのある人は、こちらも参考にして欲しい。
コッコアポL錠防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)の基本情報
- 商品名 : コッコアポL錠防已黄耆湯
- メーカー名 : 発売元 クラシエ薬品(株)
製造販売元 : クラシエ製薬(株) - 価格 : 312錠 2,870円(税込み) 26日分 amazon
- 購入先 : 薬局、楽天、Amazon
- 区分 : 第2類医薬品
- 形状 : 錠剤
- オススメ : 運動不足や生活習慣病などによる水太りに効く
コッコアポL錠防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)の詳細について
コッコアポL錠は、水太りの肥満の人に効果あり
コッコアポL錠は、肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に効果がある。
食べないのに太る、甘いものが好きで、疲れやすかったり、運動不足だったり、筋肉にしまりのない(下半身にたるみのある)水太りの人にオススメだ。
というのも、食べないのに太るタイプの人は、エネルギーが不足し、代謝が悪い状態になっている可能性が大なんだそうだ。
そして、日常的に水分代謝が滞り、むくみやすくなる。
水分代謝が滞っているせいで、エネルギーが脂肪に変わるという負のスパイラルを繰り返しているそうだ。
そこで、コッコアポL錠は、胃腸を元気にすることで、脂質代謝を活性化させて、筋肉のしまりのないからだを引き締める。
また、消化を助けながら余分な水も取り除いてくれるそうだ。
コッコアポL錠は漢方での健康の基本である水の滞りを改善するもの
漢方では、気(き)、血(けつ)、水(すい)が上手く循環することで健康を保つと言われている。
気が滞ると元気がなく、不快感や精神不安定などになる。
血が滞るとおけつと言い、女性特有の血の巡りが不調になったり、腹部の圧痛、肌荒れを起こしたりする。
そしてこのコッコアポL錠は、もうひとつの水毒もしくは水滞(すいたい)というものに効果があるようだ。
水毒は、むくみやめまい、吐き気の他に関節痛などの原因にもなるものだ。
使用されているのは6つの生薬だが、水の巡りは3つの生薬の働き
コッコアポL錠で使われている防已黄耆湯は、使用されている6つの生薬の中の主な成分2つの名前をとってそう呼ばれているようだ。
その生薬の歴史は古く、中国の漢時代の「金匱要略(きんきようりゃく)」という古典書にも書かれているほど。
防已黄耆湯は水太りの女性に使われることが多く、水毒は、水分を多量に飲んでも尿の量が増えずに体内ため込んでしまうものなのだ。
その為、この防已黄耆湯の6つの生薬の内の3つ防已(ぼうい)、黄耆(おうぎ)、白朮(ビャクジュツ)の3つが水を巡らせてくれ、痛みをとってくれる漢方薬。
他の生薬は、体を温めて胃腸の働きを高めたり、体のバランスを整えて痛みをを鎮めたり、栄養剤的なものなのだ。
コッコアポL錠は変形性膝関節症の人にも効果あり
コッコアポL錠の効果で驚いたことは、変形性膝関節症にも効果があるということ。
水毒は膝関節にも影響し、またむくみや体重減少に効果があるならば、試してみようと思う人は多いと思う。
気、血、水の滞りは内臓だけでなく、関節の健康にも影響してくるようだ。
コッコアポL錠の副作用は?
コッコアポL錠の副作用は以下のようなものがある。
漢方薬の副作用というものは、飲んだら必ずしも発生するかというと、そうと断定はできない。
十分に注意し、用法用量をしっかりと守ることが前提になる。
【軽度の副作用】
- 発疹・発赤、かゆみ
- 食欲不振・胃部不快感
【重度の副作用】
- 間質性肺炎
- 偽アルドストレン症、ミオパチー
- 肝機能障害
肺炎が気管支などに発生する炎症であるのに対して、間質性肺炎は肺胞と毛細血管に起こる炎症だ。
呼吸困難や呼吸不全が発生する。
ホルモンの一種、アルドステロンが過剰に分泌されていないにもかかわらず、過剰に分泌されているかのような症状がでる副作用。
手足のだるさ、しびれ、ひどくなるとこむら返り、筋肉疾患(ミオパチー)などになってしまうこともある。
脂肪肝や肝炎を始め、肝機能に何かしらの障害が出てしまう可能性もある。
飲み方について
1日3回食前または食間に飲む場合は、朝晩は自宅で飲んで、日中は持ち歩いて
成人は、1回4錠を1日3回食前または食間に、水または白湯にて飲んで下さいと書いてある。
1日に12錠は多いし、1日3回飲むのは正面倒くさいのだ。
しかし、朝、晩は自宅で飲んで、日中だけ忘れないように錠剤を持ちあるくと良いかもしれない。
粒は比較的小さく漢方の匂いもきつくない
コッコアポL錠の粒は丸型タブレットで、大きさは直径が9.3mm、厚さが5.3mm、色はサンドベージュの濃い色。
粒は比較的小さく、水で飲みこむのも一瞬で負担なく呑み込める。
しばらく口の中に水で含んで、どのくらいの苦みがあるか試してみましたが、漢方薬独特のきつい苦みはさほどなかった。
漢方薬の中では飲みやすい方だと思う。
ただ、何錠も飲むのが苦手な人や体脂肪を減らしたい人には、別の漢方薬がオススメなのだあ。
コッコアポL錠防已黄耆湯は痩せる!?口コミ情報を調査
コッコアポL錠を使用している年代は実に幅広く、口コミ評価も賛否両論。
口コミしている人が飲んで2、3日目~一番長くて3か月以内なので、漢方薬はもう少し飲み続ければまた違った結果になったんじゃないかと思った。
ネットに多くあった口コミ
- 便秘は比較的良くなる
- 飲まないよりは飲んだ方が良いのかも
- 運動など他にも併用しないとはっきりと効果は感じられないかも
どうやら、痩せたと断言している人は少ないようだ。
飲んでいる期間もそうだが、水太りタイプ以外の人が飲んでも効果はないという点も関係あるようだ。
コッコアポL錠を購入するなら公式サイト?Amazon?それとも楽天?
コッコアポL錠を購入しようと思って、公式サイトを見てみると・・・購入ボタンがない。
公式サイトでは購入することはできないようだ。
Amazonや楽天なら購入できるだろうと調べてみたところ、売っていた。
楽天の方が表示価格は安いが、送料がかかるのでAmazonで購入するのがオススメだ。
コッコアポL錠は、サンドラッグでも置いてあるところが多いので、会社の行き帰りに寄ってみるのも良いだろう。
価格は、サンドラッグによって変わる。
散歩がてらにいくつか回ってみても良いかもしれない。
お客様相談室に電話してみた
コッコアポL錠は代謝を良くする働きが強い
生薬は中国産だけど、農薬チェックはしっかりしている
生薬の8割りは、中国で生産したものとのこと。
指定農場ではないようだが、ある程度のエリアは決まっていて、事前にサンプリングして農薬などのチェックをしているようだ。
それに、日本薬局方の基準に満たしたものを使用しているそうだ。
蒼朮(そうじゅつ)?白朮(びゃくじゅつ)?
生薬の中に、体内の水を巡らせる働きがある蒼朮(ソウジュツ)と白朮(ビャクジュツ)は似たような効能なんですが、どうしてこちらでは、白朮を使ったかを尋ねてみた。
白朮は、食べ物をきちんと消化して胃腸を整える役割(健脾ケンピ)があるそうだ。
漢方では、脾弱(ヒヨワ)の虚証(線が細く、いわゆる虚弱体質)には白朮を多すると述べられている書物もあるようです。
むくみに効果あるのに、むくんでいる人は飲まないでってどういうこと?
むくみに効果があるのに、何故むくみの人は事前に医師に相談しなければならないのかも聞いてみた。
通常のむくんでいるかな〜?くらいならば、使用しても問題ないようだ。
しかし、他に薬を服用していてむくんだり、むくみが酷くて通院している人は処方されている薬の中にコッコアポL錠と同様の成分が入っていたりすることもあるそうだ。
そのため、医師への相談が必要というわけなのだ。
また、血圧の降圧剤など飲んでいる場合でも、事前に相談した方が良いようだ。
飲んで数時間後、自転車こぎで滝のような汗が出た
最後に、ジョーのちょっとした体験に触れておきたい。
昨日、午後2時にコッコアポL錠を飲んだのだが・・・その日の午後10時くらいに自転車をこいで30分位したら滝のような汗が出たのだ・・・。
同時に脱力感があって、何となく力のないまま、1日を終えた。
翌朝起きてみると・・・何となく身体が軽くなっていたのだ。
コッコアポL錠を飲むことで、体の中に溜め込んでいた余分な水分を出すことができたのかな・・・という実感があった。
個人的な経験にすぎないのだが、パッケージに書いてある効果と同じ経験をした感じがする。
コッコアポL錠を防風通聖散と比較してみた
女性向けの防己黄耆湯コッコアポL錠と女性向けの防風通聖散EGタイトpureを比較してみた。
水太りならコッコアポL錠、内臓脂肪を減らしたいならEGタイトpureがおすすめだ。
飲む量やコスパはあまり変わらない。
自分に合った好きな方を選ぶと良いのだ。
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